
建設業経理検定
建設業経理士は、建設業界の経理に関する民間資格で、一般財団法人建設業振興基金が認定しています。建設業界は、会計の仕組みや勘定項目の名称が一般業界とは異なるため、高い専門性が求められます。経理の資格というと「簿記」が一般的ですが、建設業経理士は建設業に特化した簿記といえるでしょう。
「建設業経理検定」資格DATE
資格取得の難易度 | 中から高レベル |
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平均年収 | 300万円~500万円 |
活躍できる就職先 | ハウスメーカー、工務店など建築系企業の経理 |
「建設業経理検定」とは?
建設業経理検定とは、会計処理に特殊な点が多い建設業者において適正な経理と計数を行い、財務・経理の高い専門性と知識を持つ者です。
合格者の称号としては、1級・2級は「建設業経理士」、3級・4級は「建設業経理事務士」となります。
「建設業経理検定」資格取得のメリット
建設業界への就職・転職を希望する場合は、2級以上の建設業経理士の資格を取得していると、専門性の高さを示せるため、かなり有利になります。
会社によっては昇格や給料アップが望めます。
「建設業経理検定」は、こんなリノベガールにおすすめ
建設業界で働きたい人におすすめです。
また、すでに簿記の資格を取得している人が、建設業経理士の資格取得に挑戦するのもいいでしょう。
関連資格
簿記、税理士
「建設業経理検定」資格試験ガイド
資格名称 | 建設業経理検定
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受験資格 | 年齢、性別、学歴、国籍、いずれも不問です。 |
試験時期 | 試験日① 上期 1~2級 9月 試験日② 下期 1~4級 3月 |
試験形式・内容 | 1級 多肢選択式、記述式 2級、3級 多肢選択式 5題:2時間 4級 多肢選択式 4題:1時間30分 |
合格基準 | 正答率70% |
合格率 | 1級の合格率は「財務諸表」が20.9%、「財務分析」が30.2%、「原価計算」が32.8%、 2級の合格率は44.7%、3級は64.3%、4級は78.9% |
学習期間の目安 | 民間講習受講で6か月程度 |
試験会場 | 全国各地 |
試験実施団体 | 一般財団法人 建設業振興基金 |
受験料 | 1級(1科目):8,120円 |
資格の更新 | なし |
給付金制度 | なし |
備考 | |
お問い合わせ先 | 一般財団法人 建設業振興基金
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