
環境計量士
環境計量士は、計量法に基づいて経済産業省所管の国家資格です。環境に関する濃度、騒音や振動についての計量結果を証明する必要があります。環境計量士(濃度関係)は、工場から排出されるばい煙、排水や環境(大気・水域)および工場跡地等土壌の中の有害物質、悪臭物質等の測定および計量管理を行います。環境計量士(騒音・振動関係)は、プレス・送風機等の騒音源を有する工場や建設工事、道路(自動車)、鉄道、航空機の騒音の測定および計量管理を行います。
「環境計量士」資格DATE
資格取得の難易度 | 低~中レベル |
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平均年収 | 300万円~500万円 |
活躍できる就職先 | 環境分析センター、民間の環境調査会社、環境コンサルティング会社など 。 |
「環境計量士」とは?
環境計量士とは、計量法に基づく国家資格で、一般にはその資格を持って環境分析などの仕事に従事する人のことをいいます。
「環境計量士」資格取得のメリット
環境問題への関心が世界的に高まっているいま、日本でも環境に関連する規制基準が年々強化されており、環境計量士の活躍の場は広がっています。
「環境計量士」は、こんなリノベガールにおすすめ
人々の暮らしの安心・安全や、自然環境を守るために重要な役割を担う仕事であり、こうした環境の調査をおこなっていくことで、
社会を支えていると実感できれば、それは大きなきなやりがいになります。
関連資格
環境アセスメント士、RCCM(シビルコンサルティングマネージャ)
「環境計量士」資格試験ガイド
資格名称 | 環境計量士 |
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受験資格 | 特に制限はなく、誰でも受験できます。 |
試験時期 | 毎年8月
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試験形式・内容 | ■濃度関係:5肢択一式
1.環境関係法規及び化学に関する基礎知識:25問 2.化学分析概論及び濃度の計量:25問 3.計量関係法規:25問 4.計量管理概論:25問 ■騒音・振動関係:5肢択一式
1.環境関係法規及び物理に関する基礎知識:25問 2.音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計量:25問 3.計量関係法規:25問 4.計量管理概論騒音:25問 |
合格基準 | ■濃度関係
次の1、2の両方の基準を満たすものを合格。 1)専門2科目の合計が、100点以上(25/50問) 2)共通2科目の合計が、120点以上(30/50問) ※「免除あり」の場合は、1)の基準を満たすもの。 ■騒音・振動関係
次の1、2の両方の基準を満たすものを合格。 1)専門2科目の合計が、108点以上(27/50問) 2)共通2科目の合計が、120点以上(30/50問) ※「免除あり」の場合は、1)の基準を満たすもの。 |
合格率 | 17%前後
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学習期間の目安 | 環境計量士国家試験対策eラーニング(電子ブック) 又は「国立研究開発法人産業技術総合研究所計量研修センター(以下、計量研修センター)」の入所試験に合格し、所定の教習(資格認定コース)を修了すること。 |
試験会場 | 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州及び沖縄 |
試験実施団体 | 経済産業省
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受験料 | 8,500円(収入印紙) |
資格の更新 | なし |
給付金制度 | なし |
備考 | |
お問い合わせ先 | 経済産業省受験サポートセンター |