
3級造園技能士
造園技能士の主な仕事は、個人宅の庭や公園の手入れです。5年~10年後の変化をイメージしながら、草木の手入れをしていきます。1本の枝を切る際にも、今後伸びる方向や他の枝とのバランスを考え、どこを切ってどこを残すかなど、芽や枝の生長を予測した的確な判断が求められます。また、除草作業や土・石・垣根の維持管理といった地味な業務も、大切な仕事の一環です。
「3級造園技能士」資格DATE
資格取得の難易度 | 低~中レベル |
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平均年収 | 400万円~400万円 |
活躍できる就職先 | 造園・ガーデニング会社 |
「3級造園技能士」とは?
造園技能士は厚生労働省が定める技能検定制度の一種で、都道府県知事が実施する認定試験(学科・実技)に合格することで取得できる国家資格です。
「3級造園技能士」資格取得のメリット
資格を保有することで、その技能が国によって証明されることになり、就職・転職の際にもアドバンテージとなり、庭師・造園家としてキャリアアップをめざすなら、ぜひ取得しておいたほうがよいでしょう。
「3級造園技能士」は、こんなリノベガールにおすすめ
自然が好きで、山河の風景を愛し、よく観察できる人、日本庭園に必要な美的センスを深く理解できる人
関連資格
造園施工管理技士
「3級造園技能士」資格試験ガイド
資格名称 | 3級造園技能士 |
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受験資格 | 実務経験がある人(6ヶ月未満でも受検可能) |
試験時期 | 実技試験:
6月上旬~9月中旬・12月上旬~2月中旬 学科試験:
7月中旬~9月上旬・1月下旬~2月上旬 |
試験形式・内容 | 作業試験:指定された区画内に竹垣製作、縁石敷設及び敷石敷設を行う。試験時間=2時間30分 要素試験:樹木の枝の部分を見て、その樹種名の判定について行う。試験時間=5分 |
合格基準 | 65点以上(100 点満点) |
合格率 | 約70% |
学習期間の目安 | 中央職業能力開発協会から過去の問題集も販売されています。過去問を利用ししっかり対策を行えば、独学での合格も不可能ではないでしょう。
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試験会場 | 各都道府県 |
試験実施団体 | 中央職業能力開発協会 |
受験料 | 学科試験:3100円
実技試験:18200円
※都道府県によって異なる場合がある |
給付金制度 | なし |
備考 | |
お問い合わせ先 | 中央職業能力開発協会 |