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建築大工技能士3級

木造建築物の大工工事の施工に必要な技能を認定するものとして、技能検定制度の一種に建築大工技能士の国家資格があります。この資格を持っていれば、一定以上の技術を持っていることを証明できるだけでなく、級ごとに必要な実務経験が決まっている(最長7年以上)ので、経験の長さも証明できます。数としては少ないものの、建築現場で大工として働く女性も一定数おり、現在では女性でも大工になることは十分可能になっています。

「建築大工技能士3級」資格DATE

資格取得の難易度 中から高レベル
平均年収 400万円~500万円
活躍できる就職先

工務店、住宅メーカー、リフォーム会社

 

「建築大工技能士3級」とは?

建築大工技能士の資格は、等級ごとに定められた期間の実務経験が必要になります。

実務についた大工による経験年数と、それに裏打ちされた深い専門性を試す検定となっています。

「建築大工技能士3級」資格取得のメリット

大工の世界は、早い人だと中学卒業後すぐ、15~16歳から見習いとして仕事に関わります。なので、特段資格がなくても大工を始めることは可能です。

徐々に任される専門的な仕事が増えていくに従って、大工としてスキルアップするために資格を取得する人も少なくありません。これがあると就職・転職が有利になります。

名称独占資格であるため、技能検定に合格した人だけが建築大工技能士○級を明示できます。合格していない人が名乗ると、法令違反となり罰せられます。

 

 

「建築大工技能士3級」は、こんなリノベガールにおすすめ

木造建築が好きで、伝統的な工法などに興味のある人。

柔軟な発想で代替案を思いつける頭の柔らかい人。

 

 

 

関連資格

木造建築士、建築施工管理技士

 

「建築大工技能士3級」資格試験ガイド

資格名称

建築大工技能士3級

 

受験資格

3級:実務経験6ヶ月以上

試験時期
実技試験:

6月上旬~9月中旬・12月上旬~2月中旬

学科試験:

7月中旬~9月上旬・1月下旬~2月上旬

試験形式・内容
学科試験
・建築構造
・規矩術
・施工法
・材料
・製図
・安全衛生
実技試験
・大工工事作業

 

合格率

16~30%くらい

学習期間の目安

約60時間(約2ヶ月)

試験会場

指定の試験場

試験実施団体

都道府県職業能力開発協会

受験料
学科試験:3100円
実技試験:18200円
※都道府県によって異なる場合がある
資格の更新

なし

給付金制度

なし

備考

都道府県職業能力開発協会 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)

お問い合わせ先

都道府県職業能力開発協会