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石綿含有建材調査者

国土交通省では、建築物の通常の使用状態における石綿含有建材の使用実態を的確かつ効率的に把握するため、中立かつ公正に正確な調査を行うことができる建築物石綿含有建材調査者の育成を図ることを目的として、昨年7月に「建築物石綿含有建材調査者講習登録規程」(平成25年7月30日公示)を定め、一定の要件を満たした機関を国土交通省に登録し、当該機関が行う講習を修了した者に建築物石綿含有建材調査者の資格を付与する制度を開始しています。

 

「石綿含有建材調査者」資格DATE

資格取得の難易度 低~中レベル
平均年収 300万円~500万円
活躍できる就職先

石綿除去企業、解体業者、リフォーム会社

「石綿含有建材調査者」とは?

解体工事や改修工事で石綿が飛散するおそれがあるため、建物に対し石綿の有無を調査しなければなりません。その調査を担当するのが「建築物石綿含有建材調査者」です。

「石綿含有建材調査者」資格取得のメリット

建物にアスベストが含まれているかどうかを調べるためには専門的な知識が求められるほか、調査において正確性を重視するために精密な作業が求められます。

アスベストによる健康被害を防ぐためにも、建物にアスベストが含まれているかどうかを正確に判断する調査者が求められています。

2023年10月より有資格者による事前調査が義務化。

 

「石綿含有建材調査者」は、こんなリノベガールにおすすめ

環境問題に関心のある人。

関連資格

石綿作業主任者

「石綿含有建材調査者」資格試験ガイド

資格名称

石綿含有建材調査者

受験資格

1学校教育法による大学(短期大学を除く。)において、建築に関する正規の課程ま
たはこれに相当する課程を修めて卒業した者
卒業後の建築に関する
実務経験年数:2年以上
2学校教育法による短期大学(修業年限が3年であるものに限り、同法による専門
職大学の3年の前期課程を含む。)において、建築に関する正規の課程またはこれ
に相当する課程(夜間において授業を行うものを除く。)を修めて卒業した者(専
門職大学の前期課程にあっては、修了した者)
卒業後の建築に関する
実務経験年数:3年以上
3「2」に該当する者を除き、学校教育法による短期大学(同法による専門職大学の
前期課程を含む。)または高等専門学校において、建築に関する正規の課程又はこ
れに相当する課程を修めて卒業した者
卒業後の建築に関する
実務経験年数:4年以上
4学校教育法による高等学校または中等教育学校において、建築に関する正規の課
程またはこれに相当する課程を修めて卒業した者
卒業後の建築に関する
実務経験年数:7年以上
5 「1~4」に該当しない者(学歴不問) 建築に関する
実務経験年数:11年以上

試験時期

随時

 

試験形式・内容

講師が講習中に「修了考査に出る内容」を教えてくれることもあるようです。

指摘された箇所を重点的に復習することで、合格の可能性がさらに高まります。

合格基準

修了考査は全3科目で60%以上の得点が必要

合格率

60%~90%

 

試験会場

全国各都道府県

試験実施団体

 

講習会情報 | 石綿総合情報ポータルサイト (mhlw.go.jp)

受験料

講習料 50,000円

資格の更新

なし

給付金制度

なし

備考

建築物石綿含有建材調査者講習 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

お問い合わせ先

国土交通省住宅局建築指導課

電話 :03-5253-8513