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鉄筋技能士

鉄筋工になるには特別な学歴は必要とされません。高校や専門学校などで建築や土木を学んだ人以外も対象に、広く門戸を開いて募集を行っている鉄筋工事会社が多いです。鉄筋工事会社で未経験からスタートして、知識や技能を身につけていき、リーダーや職長を目指していくことができます。また、職業能力開発センターでは、これから鉄筋工を目指す人や鉄筋工として仕事を始めたばかりの人にむけた講習を行っています。鉄筋工としてリーダーや職長を目指すなどキャリアアップしていくには、1・2級鉄筋施工技能士などの資格を取得すると有利です。

「鉄筋技能士」資格DATE

資格取得の難易度 低~中レベル
平均年収 300万円~500万円
活躍できる就職先

 

 

「鉄筋技能士」とは?

鉄筋施工技能士は技能検定の一つで、2つの作業が設定されます。鉄筋施工図作成作業は1級と2級、鉄筋組立て作業は1級と2級、3級が設けられていいます。

「鉄筋技能士」資格取得のメリット

技能検定に対する温度感は業界や職種によって異なりますが、鉄筋工事業は特に「鉄筋施工技能士」の取得を奨励する傾向がある業界です。

1・2級鉄筋施工技能士の有資格者に資格手当を支給する会社も多く、職長になる条件として1級鉄筋施工技能士への合格が掲げられている会社もあります。

「鉄筋技能士」は、こんなリノベガールにおすすめ

鉄筋工は体を動かして働きたい人やモノづくりをしたい人に向いている仕事です。

また、現場では職長やリーダーの指示のもと、職人が協力して作業を進めていくことが必要です。

鳶や型枠大工などほかの職種との連携も求められ、職長は元請けのゼネコンとの打ち合わせも行うことから、コミュニケーション能力が高い人は活躍できるでしょう。

最近は機械や重機も使われるようになったこともあり、鉄筋工として活躍する女性も多くいます。

関連資格

登録基幹技能者、建築施工管理技士

 

「鉄筋技能士」資格試験ガイド

資格名称

鉄筋技能士

受験資格

2級実務経験のみ2年以上

1級実務経験のみ7年以上もしくは、2級合格後、実務経験を2年以上

試験時期
実技試験:

6月上旬~9月中旬・12月上旬~2月中旬

学科試験:

7月中旬~9月上旬・1月下旬~2月上

試験形式・内容
1級・2級
学科試験
・建築構造
・施工法
・材料
・建築設計図
・関係法規
・安全衛生
実技試験
・選択科目
・鉄筋施工図作成作業
・鉄筋組立て作業
合格基準

学科試験:65点以上/100点
実技試験:60点以上/100点

合格率

52.6%

 

学習期間の目安

1級と2級の学科試験問題と製作等作業試験問題が中央職業能力開発協会のサイトに掲載されています。

試験会場

各都道府県

試験実施団体

厚生労働省

中央職業能力開発協会(JAVADA)

受験料
学科試験:3100円
実技試験:18200円
※都道府県によって異なる場合がある
資格の更新

なし

給付金制度

なし

備考

都道府県職業能力開発協会 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)

お問い合わせ先

中央職業能力開発協会(JAVADA)