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資格紹介

2級溶接管理技術者

溶接管理技術者とは、溶接技術に関する技術知識と施工及び管理に関する職務能力を持った技術者の能力を認定する資格です。

基礎的な溶接作業とその関連業務についての監督と指導、現場の管理、施工記録書の作成などが可能です。

溶接に関連した技術と知識、さらに施工と管理についての専門的な職務能力があることの認証を目的として、資格試験や資格発行が実施されます。

溶接管理技術者の資格を取得していれば、溶接施工についての作業や工程を、総合的に計画・管理することが可能です。

工場認定あるいは官公庁の工事発注を行うときに、資格取得者の常駐が必須条件となる場合があります。

溶接管理技術者は建設業や製造業などといった多くの分野でニーズがあり、職場によっては有資格者の在籍が義務付けられていることもあります。

そのニーズは少子高齢化に伴う熟練技術者の不足によって、今後も高まっていくことが予想されます。

建設業や製造業の仕事で役立つ資格を取りたいと考えている人は、溶接管理技術者の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

資格名称	2級溶接管理技術者
受験資格	(1)実務経験7年以上。 (2)工業高等学校卒業の場合で、実務経験2年以上。 (3)工業高等専門学校、理工系短期大学または理工系大学卒業の場合で、実務経験1年以上。 (4)短期大学及び大学卒業者が溶接専修の場合で、実務経験1年以上、ほか。
試験時期	筆記試験（各級とも）　　① 6月の第1日曜日② 11月の第1日曜日口述試験（各級とも）　　① 7月上旬頃② 12月上旬頃
試験形式・内容	筆記試験：2時間30分 ①溶接法、②溶接機器、③溶接冶金、④溶接材料、 ⑤溶接力学、⑥溶接設計、⑦溶接施工及び管理、 ⑧安全衛生、⑨試験検査口述試験（各級とも） ①溶接施工・管理の経験・知識
合格基準	満点中、60％以上の得点率で合格。
合格率	50％
学習期間の目安	『溶接管理技術者教育講習会』を受講がおすすめ、口述試験が免除せれます。
試験会場	札幌、仙台、千葉、東京、横浜、富山、静岡、名古屋、大阪、広島、松山、福岡
試験実施団体	一般社団法人日本溶接協会
受験料	筆記試験が1万2960円、口述試験が2万1600円
資格の更新	有効期間は5年間
給付金制度	なし
備考	日本溶接協会（JWES）
お問い合わせ先	一般社団法人日本溶接協会