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表装技能士

表装とは、絵や書などを布や和紙、糊を使って仕上げる作業をいい、掛軸、屏風、ふすまなどを表具品と呼んでいます。表装技能士は、表具品の壁装の張り上げや製作に必要な技能を認定する国家資格です。表装の仕事をするために必須の資格ではありませんが、国家公認の技能士と名乗れるようになるため、表具店や工務店などでは資格取得を推奨しています。表装の仕事は、一般家庭の個人用から、店舗リフォーム、美術品などの芸術的価値のあるものなど、扱う対象は幅広く、細かな手作業を行います。

 

「表装技能士」資格DATE

資格取得の難易度 低~中レベル
平均年収 300万円~500万円
活躍できる就職先

具店、工務店、インテリア・リフォーム関連企業、住宅関連企業、博物館

 

「表装技能士」資格取得のメリット

表装技能士の資格所有者には、資格手当を支給している会社が多いようです。

級表具技能士を名乗れる表具師は少ないため、表具店では重宝される存在です。

 

「表装技能士」は、こんなリノベガールにおすすめ

表装は繊細な和紙を扱う作業が多いため、手先が器用で、根気があり、何事にも集中力をもって取り組める人には向いています。

美術品や骨董品などの鑑賞が好きな人にもおすすめです。また営業も必要な職業ですので、コミュニケーション能力も必要です。

「表装技能士」資格試験ガイド

資格名称

表装技能士

受験資格
1級
・7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なる
2級
・実務経験2年以上
※学歴により実務経験が不要になる
試験時期
実技試験:
6月上旬~9月中旬・12月上旬~2月中旬
学科試験:
7月中旬~9月上旬・1月下旬~2月上旬

 

試験形式・内容
1級・2級
学科試験
・表装一般
・材料
・意匠図案および色彩
・建築概要
・関係法規
・安全衛生
・選択科目
・表具工作法
・壁装施工法
実技試験
・選択科目
・表具作業
・壁装作業
合格基準
非公開
合格率

非公開

 

学習期間の目安

 

 

試験会場

指定の試験場

試験実施団体

都道府県職業能力開発協会

 

受験料
学科試験:3100円
実技試験:18200円
※都道府県によって異なる場合がある
資格の更新

なし

 

給付金制度

なし

備考

都道府県職業能力開発協会 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)

お問い合わせ先

都道府県職業能力開発協会
※都道府県よって問い合わせの電話番号は異なりますのでホームページを参照