
建築設備士
建築設備士とは、空調・換気や、水道・排水管などの給水・排水設備の衛生、電気など、建築設備全般について専門的な知識・技能を持つことを証明する国家資格です。
「建築設備士」資格DATE
資格取得の難易度 | 中~高レベル |
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平均年収 | 500~700万円 |
活躍できる就職先 | 建設会社や設計事務所、設備工事会社、ビルメンテンナンス会社、リフォーム会社等 |
「建築設備士」とは?
建築設備士は建築士法に基づく国家資格。建築士に対して、空調・換気、給排水衛生、電気など建築設備に関する設計・工事監理についてアドバイスを行います。
「建築設備士」資格取得のメリット
建築設備士の資格を取得すれば、実務経験なしで二級建築士の受験資格が認められます。また、建築設備士として4年以上の実務経験を積むことで一級建築士の受験資格が認められるようになります。
「建築設備士」は、こんなリノベガールにおすすめ
時代とともに女性の建築業界への進出は増しており、女性の建築設備士も増加しています。国家資格を持って、手に職をつけて働きたいと考える女性が増えていることもあって、今後はさらに女性の活躍が目立つようになるでしょう。
関連資格
○1級・2級建築士
○1級・2級建築施工管理技士
○設備設計1級建築士
「建築設備士」資格試験ガイド
資格名称 | 建築設備士 |
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受験資格 | 「学歴+実務経験」「他資格+実務経験」「実務経験のみ」のルートが用意されています。いずれのルートでも建築設備に関する実務経験が必要ですが、条件によって必要になる年数が異なります。 |
試験時期 | 一次試験(学科) 6月 二次試験(製図) 8月 |
試験形式・内容 | 一次試験 マークシート(四肢択一式) 二次試験 計算問題、系統図又は単線結線図空調・換気設備の平面図、衛生吸排気設備の平面図、電気設備の平面図 |
合格基準 | 建築一般知識40%以上、建築法規50%以上、建築設備50%以上を確保し、かつ合計基準点60%以上を必要とする。 |
合格率 | 15~20%程度 |
学習期間の目安 | 民間講習講座受講 6~12か月 |
試験会場 | 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪府、広島市、福岡市及び沖縄県 |
試験実施団体 | 公益財団法人 建築技術教育普及センター |
受験料 | 36,300円(税込) |
資格の更新 | なし |
給付金制度 | なし |
備考 | https://www.jaeic.or.jp/shiken/bmee/index.html |
お問い合わせ先 | 公益財団法人 建築技術教育普及センター |