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コンクリート診断士

社団法人日本コンクリート工学協会が実施する講習会を受講したあと、コンクリート診断士試験の試験を受験し、
試験に合格し、相応レベルのコンクリート診断・維持管理の知識・技術を保有していると認定を受けたあと、協会に登録すれば資格が与えられるます。

「コンクリート診断士」資格DATE

資格取得の難易度 高レベル
平均年収 500万円~700万円
活躍できる就職先

建設会社やコンクリートの製造会社、コンクリート構造物の調査会社

「コンクリート診断士」とは?

主に調査、診断、維持管理に従事する技術者のための資格と言えます。

補修設計、リニューアル工事が増えている昨今、設計、施工に従事する技術者にも非常に注目されている資格です。

「コンクリート診断士」資格取得のメリット

一般に、コンクリート関連資格の多くは、構造物の新設に必要な知識に重点を置いていますが、

コンクリート診断士は、既存のコンクリート構造物の劣化診断や維持管理に必要な知識に軸足を置いた資格です。

ここがコンクリート診断士の特色の一つで、インフラの老朽化対策などで今、注目の資格になっています。

「コンクリート診断士」は、こんなリノベガールにおすすめ

コンクリートに興味がある土木女子

関連資格

○コンクリート技士

○コンクリート主任技士

「コンクリート診断士」資格試験ガイド

資格名称

コンクリート診断士

受験資格

1.コンクリートの技術関係業務や実務経験が3年以上ある

2.大学や短期大学、高等専門学校(専攻科)、高等専門学校、高等学校で、コンクリート技術に関する科目修了および卒業しており、2年以上の実務経験がある

3.以下の資格のいずれかを所有している

・一級建築士
・1級土木施工管理技士
・1級建築施工管理技士
・建設部門の技術士
・土木学会に従事している土木技術者
・農業部門の技術士(特別上級、上級、1級)
・RCCM(構造及びコンクリートや建設コンサルタンツ協会)
・コンクリート構造診断士(プレストレストコンクリート工学会)
・コンクリート主任技士(コンクリート診断士のみ)
・コンクリート技士(コンクリート診断士のみ)

 

試験時期

願書受付 令和3年 8月上旬~ 9月上旬

試験日  令和3年 11月下旬

試験形式・内容

◯試験内容

・四肢択一問題
変状、劣化、調査手法、評価・判定、補修・補強といった5分野から、計算問題も出題される。
・記述式問題
出題傾向としては、「診断士の資質や役割についての問題」「構造物の診断や維持管理を行う技術者が理解しておくべき基本的な内容」などが問われる場合が多い。

◯試験形式

・四肢択一式:40問
・記述式:必須問題1,000文字以内、選択問題1,000文字以内

合格基準

非公開

 

合格率

15%程度

学習期間の目安

試験は、筆記試験のみで行われます。試験方式は、式問題(受験資格の区分で異なる)、四肢択一式問題、記述式問題で構成されているが、コンクリートを実務で取り扱っていれば理解できるというようなレベルの試験ではないので、問題集、過去問題でよく勉強し、さらに出題傾向をよく調べることから始めた方が良いでしょう。材料や施工など劣化原因に関連する分野についても多少は出題されますが、主に硬化コンクリートの性質、劣化機構、診断手法、補修・補強に関する知識など限られた分野について、かなり専門性の高い問題が出題されます。

試験会場

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄

試験実施団体

社)日本コンクリート工学協会

受験料

10,800円

資格の更新

登録有効期限の前年に、コンクリート診断士研修の受講が必要です。

給付金制度

なし

備考

公益社団法人 日本コンクリート工学会 (jci-net.or.jp)

お問い合わせ先

(社)日本コンクリート工学協会

東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル12F TEL03-3263-1571