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一級建築施工管理技士

1級建築施工管理技士は、施工過程における施工計画、工程管理、品質管理、安全管理に重点を置きます。また建築分野は業種も数多く存在し、設計、施工管理それぞれの分野で人員が必要なため、ゼネコンなどにおいては、一般的に一級建築士は、設計監理のスペシャリスト、1級建築施工管理技士は、施工管理のスペシャリスト(建築エンジニア)として認識されています。その為、監理技術者として業務が可能な職種に違いが有り、1級建築施工管理技士の方が多くなっている傾向にあります。

「一級建築施工管理技士」資格DATE

資格取得の難易度 中~高レベル
平均年収 約500万円~
活躍できる就職先

ゼネコン、ハウスメーカー、デベロッパー、官公庁

「一級建築施工管理技士」とは?

1級建築施工管理技士は、鉄筋工事や大工工事、内装仕上げ工事などの建築工事全般の施工計画を作成し、現場での工事の進行を指揮・監督する技術者で、建築現場の管理者としての技術力と管理能力を認定された国家資格です。

2021年度から、第一次検定に合格した者にあっては級及び種目の名称を冠する施工管理技士補とし、第二次検定に合格した者にあっては級及び種目の名称を冠する施工管理技士となります。

この技術検定合格者については建設業法で定められた専任技術者(建設業許可)、主任技術者・監理技術者(現場常駐)としての要件に定められた資格が付与されております。

 

「一級建築施工管理技士」資格取得のメリット

1級建築施工管理技士の資格を取得すると、特定建設業の「営業所ごとに置く専任の技術者」及び現場に配置する「監理技術者」として認められます。また、2級建築施工管理技士の資格であれば、一般建設業の許可を受ける際に必要な「営業所ごとに配置する専任の技術者」及び「建設工事における主任技術者」として認められる等、施工管理に携わる方には必要不可欠な資格です。

数ある建設業関係の資格の中でも施工管理技士は、大きな資格取得のメリットを持つ、極めて重要な資格であり、工事現場における施工管理上の技術責任者として、高く位置づけられています。令和3年度試験より、技士補が創設され、その価値はますます高まるでしょう。

「一級建築施工管理技士」は、こんなリノベガールにおすすめ

建築・土木・電気などの様々な建設現場で、『施工管理技士』として活躍している女性はたくさんいます。男性の割合に比べたら、技術者・技能者として働いている女性の割合は少ないですが、年々その割合は増加傾向にあるのが実情です。

現場の施工管理で大切なのは『いかに周りの信頼を獲得し、動かしていく事ができるか』ということ。職人・設計者・企業のお客様など、関わるひとがたくさんいます。周囲とのコミュニケーションを取りながら、現場を管理していく力を必要としています。

関連資格

1級建築士

 

「一級建築施工管理技士」資格試験ガイド

資格名称

1級建築施工管理技士

受験資格

学歴又は資格+実務経験年数

指導監督的実務経験(現場代理人、主任技術者、施工監督、工事主任、設計監理者の立場で、部下・下請けに対して工事技術面を総合的に指導・監督した経験)年数1年以上を含むことが必要です。

試験時期

1次検定 毎年 6月

2次検定 毎年 10月

試験形式・内容

1次検定 マークシート方式

2次検定 マークシート方式+記述式

合格基準

1級建築施工管理技士 一次検定の合格基準は 全体の得点が60%且つ、施工管理法(応用能力)の得点が60%。 二次検定の合格基準は全体の得点が60%

合格率

2020年度

1次検定 34.5%

2次検定 28.2%

学習期間の目安

勉強時間は独学で200時程度。

 

 

 

試験会場

札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄

試験実施団体

一般財団法人建設業振興基金

受験料

10,800 円(消費税非課税)

資格の更新

なし

監理技術者は5年ごとに監理技術者講習を受講

給付金制度

なし

備考

施工管理技術検定とは | 建築・電気工事施工管理技術検定 | 一般財団法人建設業振興基金 試験研修本部 (fcip-shiken.jp)

お問い合わせ先

一般財団法人建設業振興基金