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大型リフォームを受注する方法<人財戦略編>

■大型リフォームを受注する方法
<人財戦略編>

リフォーム産業新聞によると
大手9社のリフォーム部門の
一人あたりの売上額は平均5,350万円。
中小の場合は平均2,730万円。

大手と中小で約2倍違うんですよね。

一方では、受注平均単価は大手が183万円/物件。
中小が158万円/物件。さほど開きはありません。

そこで、

一人当たりの売上額を平均受注金額で割ると
大手のスタッフは一人当たり29件/年間をこなし
中小のスタッフは一人当たり17件/年間をこなす
ことになります。

ようは、

大手のスタッフは
中小のスタッフに比べ、
約1.5倍近く働いていることになります。

まあ、時間は有限ですから、
労働時間を「ほぼ同じ」とすると、
大手のスタッフは中小のスタッフより、
「1.5倍の能力」がある、ってことに(苦笑)。

簡単に言うと
中小のスタッフより大手のスタッフのほうが
約1.5倍優秀だ、ってこと。

なるほどね~。

マジか・・・

悔しいですね~。

「企業は人なり」

と言いますが、数字からも読み取れます。

ようは、
大手と中小の「差」は、
ブランド力でも
集客力でもなく、

「人の能力」だったんですね。

中小リフォーム会社が
大手と同じ生産効率を達成するには

<平均単価を上げ、採用と教育に力を入れる>

という戦術に間違はないな、確信した次第です。

(リノベガール編集長 岩佐卓)