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建築積算士

建築構造物を作る際に、入札で建設業者を比較します。その際に価格提示の基礎を算定するのが「建築積算士」の仕事です。面積・高さ・材料・工期など様々な要素から綿密に計算するスペシャリストです。

 

 

「建築積算士」資格DATE

資格取得の難易度 低~中レベル
平均年収 約400万円~900万円
活躍できる就職先

ゼネコン、積算事務所、住宅メーカー、リフォーム会社

 

「建築積算士」とは?

積算の仕事は「建築物が完成するまでにいくら金額がかかるのか」を明確にする職業です。積算を行うための、知識や技術が必要な資格です。

「建築積算士」資格取得のメリット

建築積算士は、建設業や建築関連事業の起業を計画しているときに、有利な資格です。
企業規模が小さくなればなるほど、顧客を選ばなければ利益を上げていくことができません。
適正な価格で見積もりを出して行くことで、顧客との仕事も効率化され、選びやすくなっていきます。

「建築積算士」は、こんなリノベガールにおすすめ

携わった建物が後世に残ることは大きな魅力です。建設現場に赴くことは少ないですが、建設過程の一役を担うことは積算業務に携わるうえでモチベーションにつながるでしょう。

 

 

関連資格

建築コスト管理士

「建築積算士」資格試験ガイド

資格名称

建築積算士

受験資格

実務経験は必要ありませんが、建築積算士の試験合格を目指すなら、建築系の学校で基礎は必要になるでしょう。さらに、図面の引き方、図面の読み方など、建築図と設計図書からの読み取りが必要なとなります。(受験年の4月2日時点で満17歳以上)

次のいずれかに該当する場合は、一次試験が免除されます。

  1. 日本建築積算協会が認定する建築コスト管理士、建築積算士補
  2. 建築士法による一級建築士二級建築士および木造建築士
  3. 建設業法による一級建築施工管理技士、および二級建築施工管理技士
  4. 日本建築積算協会が実施する積算学校卒業生
  5. 過去の一次試験合格者
試験時期

一次試験が10月、二次試験が翌1月に実施されます。

試験形式・内容

■一次試験

  • 四肢択一式 50問:3時間
  • 出題範囲:建築積算士ガイドブック全章

■二次試験

  • 短文記述式 2問:1時間
    出題範囲:建築積算士ガイドブックのうち第1章~第4章、第9章~第15章を対象
  • 実技試験:4時間30分
    • 出題範囲:建築積算士ガイドブックのうち第5章~第8章、巻末の基準類。
    • 問題数 4分野:躯体(コンクリート、型枠、鉄筋)、鉄骨、仕上、内訳明細作成・工事費算出
    • 問題形式:図面に基づき、数量を計測・計算する。内訳明細を作成する。

 

 

合格基準

60%以上の正解率

合格率

2020年度 一次試験 52.9% 二次試験 63.1%

学習期間の目安

「建築積算ガイドブック」から中心に出題されますので、まずは内容を理解しましょう。内容が簡潔にまとめられているのでお勧めです。

試験の前には講習会も開かれますのでそれに参加することでより合格率も上がります。

試験会場

■一次試験
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、鹿児島、沖縄

■二次試験
札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡、鹿児島、沖縄

試験実施団体

公益社団法人 日本建築積算協会

受験料

一次試験:27,500円
二次試験:27,500円 ※同年度一次試験合格者は不要

資格の更新

なし

給付金制度

なし

備考

公益社団法人 日本建築積算協会 (bsij.or.jp)

 

 

お問い合わせ先

公益社団法人 日本建築積算協会
〒105-0014 東京都港区芝3-16-12 サンライズ三田ビル3階
TEL 03-3453-9591